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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

子供の安全は大丈夫? NYの託児所でドラッグや違法拳銃が立て続けに発見される

公開日: 更新日:

 フェンタニルは毒性が非常に強く、アメリカでは年に10万人が過剰摂取で命を落としているほどの危険な麻薬です。この時フェンタニルは、子供用のマットが敷かれた床下から発見され、託児所の経営者ら3人が起訴されました。

 ニューヨーク市内では、アパートの一室など自宅で子供を預かる託児所「ファミリー・デイケア」が普及しています。常に託児所不足のニューヨークで、特に低賃金で働く親にとって、比較的安い値段で預かってくれるこうした託児所は必要不可欠です。一方で低所得者が多い地域では、こうした犯罪に巻き込まれる可能性も高くなります。

 今回ファミリー・デイケアで立て続けに起きた2つの事件を受けて、抜き打ち検査の徹底など、さらなる安全規制が叫ばれています。

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