薬が飲み込みづらい…それは「錠剤嚥下障害」だ 専門家が警鐘

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 記者は若い時からずっと薬がのみ込みづらく、大きい錠剤は喉に引っかかり、涙目になることがよくある。薬剤師に言っても詮方ないことだと思っていたが、「錠剤嚥下障害」が医療現場で警鐘を鳴らされ始めているという。

 錠剤嚥下障害とは、薬の錠剤(カプセルを含む)がのみ込みにくい状況のこと。

「錠剤嚥下障害がある場合、我慢せずに、薬の専門家である薬剤師に積極的に相談し、嚥下機能に応じた薬を選んでもらってください」

 こう言うのは、昭和大学薬学部臨床薬学講座客員教授の倉田なおみ氏(薬剤師・医学博士)。錠剤嚥下障害は、加齢によるのみ込み機能(嚥下機能)の低下で起こりやすくなるが、決して高齢者だけのものではない。

「薬は水と同時にのみ込むため、固形物と液体を同時に処理しなければならず、難易度が高い。食事はのみ込めるけど薬は難しいという人もいますし、20代でも薬ののみ込みが困難な人もいます。潜在的な錠剤嚥下障害の人は少なくないですが、医療者から聞かれることはほぼなく、問題視されていませんでした」(倉田氏=以下同)

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