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清水俊彦東京女子医大脳神経外科客員教授

東京女子医大脳神経外科客員教授。「汐留シティセンターセントラルクリニック」の頭痛外来には全国から患者が訪れる。

数年に一度の激しい頭痛 判明したのは脳の異常な興奮状態

公開日: 更新日:

 MRIは10年以上受けていないということ。患者として受診してもらったところ、MRIでは脳に危惧すべき点は見られませんでした。ただ、問題は脳波の検査結果です。彼女の脳波は、50代も真ん中という年齢では考えられないような、異常な興奮状態となっていたのです。

 片頭痛に限らず慢性的な頭痛は、音、光、におい、また気温や気圧の変化に脳が敏感に反応し、興奮状態に陥ることで引き起こされる疾患です。この脳の異常な興奮状態に気づかずに放置してしまうと、ささいな刺激でも頭痛が生じたり、イライラや耳鳴り、めまいが起きてしまう。

 また、血圧や体温や心拍数などは、脳の指令があってこそ正しく体内でリズムを刻んでいる。ところが脳が異常な興奮状態になっていると、このリズムに乱れが起きることもあるのです。

 脳波の検査結果を見ながら、記者さんにいくつか質問しました。

「頭痛以外に、体調で気になる点はありませんか?」

「特にありません。若い頃に比べて体力は落ちたと感じますが、それはこの年齢なら普通かなと……。血圧や血糖値などの異常もありません」

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