アンダーヘアを処理する「介護脱毛」の実態…12年で68倍に急増

公開日: 更新日:

介護脱毛」とは、将来、自身が介護されることを想定し、排泄後の拭き取りや清拭時に生じる介護者の負担を減らす目的で行う脱毛のこと。実際に脱毛をした人の介護を行っている介護士はこうメリットを話す。

「アンダーヘアがあると、排泄物が毛と絡み付き、時間が経つと排泄物は乾いて硬くなります。そのため、温かいタオルを当てて軟らかくしてから取り除かなければならず、清拭に時間と手間がかかるのです。また、おむつににおいがこもりやすいといった問題もあります。介護脱毛をしている方の場合、そうした時間と手間が短縮できるので、とても助かります」

 ほかにも、アンダーヘアによって排泄物を完全に拭き取れないと、尿路感染をはじめとした感染症のリスクにつながる。

 リゼクリニックが行った統計調査によると、リゼクリニックでアンダーヘア脱毛の契約を行った40歳以上の女性患者数は開院年の2010年9月から22年8月末の時点にかけて約68倍にまで増加していたという。

■男性の需要も急速に拡大

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か