白内障手術失敗体験談(5)「月に数件、同じような患者が運ばれてくる」

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 緊急ということで、翌日の手術になりました。術後の処置が難しいため日帰りというわけにはいかず、1週間ほど入院が必要とのことで手続きをしました。付き添ってもらった前妻が関係書類へサインをしてくれました。私は右目がほとんど使えない状態で、左目だけで文字を読むのがこれほどつらいとは思いませんでした。

 手続きが無事に終了し、この日はいったん帰宅。何も食べる気が起きず、帰るなり布団にもぐり込みました。目がじくじく痛むし、明日の手術のことを考えるとおちおち眠ってもいられません。

「どうして白内障の手術なんて受けたのだろう。受けなきゃよかった。取り返しのつかないことをしたのではないか……」

 鬱々としました。しかし、早く寝ないと明日の手術に差し支えます。疲れていたのでしょうか、いつのまにか眠ってしまいました。

 翌朝、前妻が入院の着替えなどを持って迎えにきてくれました。とにかく取り越し苦労はやめにして、あとは運を天に任せるしかありません。 (つづく)

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