白内障手術失敗体験談(1)院長が大きな写真付きで紹介されていて肩書も好印象だった

公開日: 更新日:

 日本では白内障手術は1年間で150万件以上行われ、高齢化と共にその数は増える一方だ。手術機器の進化と精度の向上により、比較的安全な手術と言われる。しかし、失敗例も少なくない。今回は白内障手術でとんでもない不運に見舞われた70代男性のケースを紹介する。

 ◇  ◇  ◇

 愛知県在住のフリーライターです。70歳を機に副業の行政書士を廃業し、厚生年金をもらいながらライター業を続けています。そんな私が右目の異変に気づいたのが昨年の6月。左目をつぶって右目だけで文字を読むと、視野の真ん中あたりの文字が白くぼやけて見えるのです。「変だなあ」と思いながらも深刻な病気とは考えず放置していました。

 9月に入って2歳下の弟から「緑内障の手術を受けるので手術承諾書にサインしてくれないか」との依頼の電話がありました。弟は30年以上前に離婚して身内と呼べるのは私だけ。以前から緑内障治療のため通院していることは聞いていましたが、とうとう手術することを決意したようです。

「ならば弟を見習って、オレも病院へ行ってみるか」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か