がんと言われたら「がん相談支援センター」へ…不安に答えてくれる

公開日: 更新日:

がん相談支援センターへの相談は何度でもできます。いま抱えている不安や悩みを気軽に相談してほしい。話すことで心が軽くなることもあります。話を伺いながら、一緒に気持ちの整理をするお手伝いもします」

■診断されたら早めに動く

 30~59歳の働き盛りの年代でがんを発症する人が増えている。国が「がんと仕事の両立」を支援していることもあり、「がん治療を受けながら仕事をどう続ければいいのか」という質問が少なくない。

「たとえば中部国際医療センターでは、産業保健に関する幅広いサービスを無料提供している公的機関、産業保健総合支援センターや公共職業安定所と協定し、定期的に無料相談会を開催しています。主治医と会社の連携の中核となって患者さんに寄り添いながら就労支援をする両立支援コーディネーター、労働・社会保険の法律の専門家である社会保険労務士にも必要に応じてつなぎます」

 会社にがんのことを報告するのか、しないのか(しないという選択肢もある)。報告するとしたら、どのように伝えるのか。単に「乳がんのステージ2です」と伝えても、病気の知識がなければ戸惑ってしまう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性