花粉症専門医に聞く(3)重症花粉症向けの薬を使う前に確認すべきこと

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 すなわち、同じ花粉症でも、Aさんは抗ヒスタミン薬だけでOK、しかしBさんはそこに抗ロイコトリエンをプラスした方がいい、Cさんは抗ヒスタミン薬に鼻噴霧用ステロイドが合っている……など「最適解」が異なるのです。

 抗ヒスタミン薬にしたって、いろんな薬がありますから、AさんとBさんとでは効く薬が変わってくるかもしれません。また、薬を飲んだりすることが面倒という人には、貼り薬もあるので、検討してみるといいですね。

 花粉症は、この治療にたけた耳鼻咽喉科医とタッグを組んで真摯に向き合えば、ほとんどつらさを感じずに花粉症シーズンを過ごせます。

 しかしそれには、ふさわしいタイミングで動き始め、どの薬が合うかを医師と共に探っていく、ちょっとした「努力」が必要。完全受け身ではダメなのです。

 ゾレアについては次回説明しましょう。(つづく)

▽大久保公裕(おおくぼきみひろ) 日本医科大学大学院医学研究科頭頚部感覚器科学分野教授。奥田記念花粉症学等学術顕彰財団理事長。NPO花粉症・鼻副鼻腔炎治療推進会理事長。

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