著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

お菓子のサイズを小さくすることでダイエット効果あり?

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 米国では、1日のエネルギー摂取量のうち、約4分の1が間食(おやつ)から摂取されていると見積もられています。当然ながら、間食の摂取量が多いと、肥満のリスクが高まります。

 これまでに報告されている研究によれば、ビスケットやクッキー、チョコレートでは、1回に食べる量を少なくしたり、1食分の大きさを小さくすることで、エネルギー摂取量の低下が示されていました。

 しかし、一連の研究報告は、甘いお菓子を中心に検討されており、しょっぱい(塩味のある)お菓子に関する研究は限られていました。そのような中、塩味のあるスナック菓子1個当たりの大きさと、その総摂取量を検討した研究論文が、食欲に関する専門誌の電子版に2024年3月8日付で掲載されました。

 米国で行われたこの研究では、75人の被験者(平均41歳、平均BMI28.2)が対象となりました。被験者は、週に1回、3週間にわたって塩味のあるスナック菓子を食べています。研究で提供されたスナック菓子は、1個当たりの重さが0.5グラムまでの小サイズ、1.5グラムまでの中サイズ、10グラムまでの大サイズに分類され、菓子の大きさと食べる速度、菓子の摂取量などが検討されました。

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