朝活で増える朝外食…喫茶店の「モーニング」の不足栄養素の補い方

公開日: 更新日:

 新型コロナ禍での健康生活をきっかけに「朝活」に目覚めた人も多いのではないか。早めに出勤して会社近くのジムで汗を流したり、喫茶店で必要な資料の読み込みや予定をチェックして頭がスッキリした状態で職場に向かう。おかげで作業効率が上がり精神的にも安定した、という人もいるだろう。そんな朝活の強い味方が「朝外食」。空腹は満たせるが、栄養的にはどうなのか? 管理栄養士で愛国学園短期大学の古谷彰子准教授に話を聞いた。

 最近は、牛丼、そば、ハンバーガーなどのファストフードチェーンのモーニングサービスメニューも充実している。ホテルによっては朝食ビュッフェを宿泊者だけでなく、一般客にも開放しているケースもある。焼き肉やステーキなど、がっつり系の朝外食も登場している。

 しかし、朝外食といえば、真っ先にイメージされるのが喫茶店の「モーニング」。定番はトーストとサラダにコーヒーなどの飲み物がセットになった軽食だ。

「一般的に、朝食は昼食や夕食と比べてボリュームが少なく、タンパク質の摂取が少なくなりがちです。なので、喫茶店のモーニングを朝外食にしている人は、ゆで卵をプラスしたり、できればドリンクを牛乳に変えるのもいいでしょう。同じトーストでも、ハムやチーズがのったものをプラスする手もあります。タンパク質は糖質と組み合わせることで、朝からしっかりと活動するための体内時計のスイッチを押す働きもあります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも