プロが教えるシャンプー術(6)」 抜け毛・頭皮トラブル①~季節で変わる

公開日: 更新日:

 ミドル以上の男性は、シャンプー時の「抜け毛」も悩みのひとつです。国内外の季節による抜け毛の変化は図のようになっています。イギリスのケースでは、抜け毛が3月で最も少なく9月で最大に達しています。日本でも2~5月の抜け毛が最も少なく、8~11月でその1.5~2倍になっていることが分かりました。このように、北半球での抜け毛は秋に多いことが分かっています。

 この現象は「季節性脱毛」とも呼ばれ、主要因は紫外線の影響と考えられています。紫外線は5月から増え始めて8月で最大になります。5月から8月まで受け続けた紫外線ダメージが頭皮に蓄積し、その影響が出るのが秋であるために抜け毛が多くなると考えられています。

 同様に、春先に抜け毛が多くなることも報告されています。特にスギ花粉の飛散が多い年は、花粉皮膚炎などに伴う皮膚バリア機能の低下によって、脱毛や痒みが増えるのではないかと推測されています。このような季節性脱毛のケースでは、帽子の着用や日傘の使用が有効と考えられます。

 別の例では、髪のゴワゴワ感、痒み、ヒリヒリ、乾燥などの頭皮トラブルを自己申告した方の居住場所を調べた結果、海から15Km圏内が全体の96%であったとの報告があります。潮風中の微量の塩分が毛髪のゴワゴワ感を起こすと推測されます。また、海水はアルカリ性(平均pH8.1)であるため、軽度な場合は頭皮のピリつき、さらに頭皮の痒みなどを引き起こす可能性が考えられます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」