著者のコラム一覧
荒井宏幸クイーンズ・アイ・クリニック院長

クイーンズ・アイ・クリニック院長。医学博士・眼科専門医。医療法人社団ライト理事長。みなとみらいアイクリニック主任執刀医。防衛医科大学校非常勤講師。

目を水道水で洗ってもいい?カルキで殺菌されてはいるが…

公開日: 更新日:

「目はいつから洗っていいですか?」

 レーシックや白内障の手術など、目の手術の後は感染症防止のためいくつか注意点を説明します。これまで複数の患者さんからされた質問がこれ。聞くと、「入浴の際にはいつもシャワーで目を洗っています」。最初にこの質問をされたとき、「目をシャワーで洗う!?」と眼科医としては想定外の質問だっただけに驚いたことを覚えています。

 目を水道水で洗うのは目にとってよくありません。習慣化している方はすぐにやめていただきたいです。術後だけではなく、普段でもダメです。

 水道の水で洗うとアメーバ感染を起こす恐れがあります。「水道水はカルキ(塩素消毒)で殺菌されているから安全では?」と思った方もいるでしょう。

 カルキで消毒されるのは細菌だけで、原虫(微生物)は消滅しません。つまり水道水の中にアメーバは存在しているのです。水道水を飲んでもアメーバは胃の中で胃酸によって死んでしまうため問題はないのですが、目には胃酸のような強力な消化液がないので消滅しないんです。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    オリンピアンの大甘同情論に透ける「特権意識」…血税注ぎ込まれているだけに厳罰必至の当然

  2. 2

    美川憲一「もういいわ」和田アキ子「ありえない」…切り捨てた重鎮に見捨てられたNHK紅白の末路

  3. 3

    「重圧は言い訳にならない」とバッサリ、体操界レジェンド池谷幸雄氏が語る「エース不在」の影響

  4. 4

    体操界は飲酒喫煙「常態化」の衝撃…かつてスポンサー企業もブチギレていた!

  5. 5

    悠仁さまが“定員3人”の狭き門・筑波大AC入試も余裕でクリアできるワケ…9月初めにも明らかに?

  1. 6

    まともに相撲が取れない貴景勝いまだ現役の裏に「親方株問題」 3場所連続休場で9度目カド番確定

  2. 7

    マイナ保険証ゴリ押しへ新たな「ニンジン作戦」…10月からこっそり診療報酬4割アップの姑息

  3. 8

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  4. 9

    美川憲一がジャニー氏性加害問題に言及した重み…“オネエキャラ”転身までの苦難の道のり

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」