(2)「フリーラジカル」や「遺伝子変化」が老化の決定的原因ではない

20世紀後半になると、老化の原因について新たな考え方や科学的知見が相次いで報告された。その代表的な説のひとつが1956年に発表された「フリーラジカル説」である。米国医学者のデナム・ハーマン博士が唱えた説で、私たちが呼吸によって体内に取り込んだ酸素の一部が通常より活性化された活性…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,384文字/全文1,525文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】
(価格改定のため10月から3800円/月(税込))