梅毒の新規感染報告件数…過去最悪の前年を大きく上回る神奈川、岡山、茨城

公開日: 更新日:

 国立感染症研究所は15日、感染症発生動向調査(IDWR)速報データ第40週(9月30日~10月6日)を発表した。

 梅毒の新規感染報告件数は新たに232件が加わり、年初からの累計数は1万1128件となった。現在の方式で統計を取り始めて以来、過去最多を記録した前年同期の累計数1万1546件に比べて、マイナス418件となった。

 この数字は第34週マイナス660件、第35週マイナス597件、第36週マイナス549件、第37週マイナス495件、第38週マイナス505件、第39週マイナス494件と推移。徐々にマイナス幅が縮小している。この数字が前週より「悪化」は27道府県、「変わらず」が8県、「改善」が12都県だった。

 ちなみに第40週時点で過去最多の昨年を上回ったのは19都府県で、下回ったのは27道府県、変わらずは1県だった。上回った件数が目立つのは、神奈川、岡山、茨城など。下回りが顕著だったのは北海道、広島、大阪、兵庫、福岡などだった。

 性感染症の専門医で「プライベートケアクリニック東京」新宿院の尾上泰彦院長が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    一発退場のAぇ!group福本大晴コンプラ違反に「複数人関与」疑惑報道…旧ジャニ“インテリ”枠に敬遠の風向き

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  5. 5

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  1. 6

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  2. 7

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  5. 10

    男子の試合はガラガラ…今年のANAオープンのギャラリー数を知って愕然としました