著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

肥満の解消には週に2.5時間の運動が効果的? 6880人のデータを解析

公開日: 更新日:

 また、有酸素運動時間が増加するにつれて体重の減少は大きくなり、週に150分の運動で2.79キロ、週に300分の運動で4.19キロの体重減少が示されています。

 ウエスト周囲径や体脂肪率についても、運動時間の増加とともに、それぞれの減少量が増加しました。 

 論文著者らは「医学的に意味のある体重減少を達成するためには、一定の負荷をかけた有酸素運動を週に150分以上おこなう必要がある」と結論しています。

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