「死んだ」と思って18時間…川合俊一さんポリープ手術で壮絶体験

公開日: 更新日:

 そんな経験をしたので、3回目のポリープ手術の際は、局所麻酔でできる病院を探したのです。

■鼻の手術の病院探しも苦労した

 病院探しで苦労したといえば、昨年の鼻の手術も同様でした。鼻の右側の上部、目に近い部分に脂肪腫みたいなものができ始めたのは7~8年前でした。当初は気にしなかったのですが、周囲に「どうしたんですか?」「蚊に刺されてますよ」と言われるようになって、気づくと枝豆くらいの大きさになっていたので、行きつけの病院で形成外科を紹介してもらって受診しました。

 ところが、そこでは手術を断られてしまったのです。簡単な手術だと思うのですが、芸能人の顔を切るということは病院にとって大きなリスクのようで、その後も2軒ほど断られました。医者のツテをたどって、最後はなんとか手術してもらえましたけど、顔への麻酔注射がものすごく痛くて、何十年ぶりに「痛い! 痛い!」と叫びましたよ(笑)。でも、仕上がりはキレイで傷痕はまったく残っていません。

 こう見えて、帯状疱疹や大腸ポリープ切除も経験しています。病気のことは、知識としてなるべく知っていた方が処置も早いし、怖さも半減すると思うので、こうした病気の情報を読んだり、見たりしておくのはいいことだと思います。今、心がけているのは、疲れないようにすること。とはいえ、会長職はそうもいかないですけどね。 (聞き手=松永詠美子)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」