(2)「おやつ」を習慣に…おすすめはヨーグルトやプリン

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 一般的に高齢になるに従い食欲は低下し、咀嚼・嚥下機能が衰え、低栄養状態に陥りがちです。ましてや伴侶を亡くされた1人暮らしの高齢男性で、料理経験がない場合、自炊にしろ外食にしろ食事内容が偏り、低栄養状態が続き、いつしかフレイルに陥るケースが少なくありません。

 また、1日の食事が2回以下の方や、食事時間が不規則な場合は低栄養になる傾向があり、特に過去6カ月間で体重が2~3キロ減少している方は注意が必要です。

 日ごろから低栄養対策を念頭に置いた食生活を送ることは大切ですが、実はちょっとした工夫で防ぐことができるものです。

 例えば、ご飯でお腹がいっぱいになり、おかずをあまり食べられないという方では、おかずから食べ始める。一度にたくさんの量を食べられない方は、おやつ(補食)を取り入れる。その際、おやつでもタンパク質を取ることを心がけましょう。ヨーグルト、豆乳、プリンなどがおすすめです。果物もいいですね。ビタミンの摂取源として果物は優秀です。

 加えて、市販の総菜でも、うまく取り入れることで不足しがちな栄養を補うことができます。

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