著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【抹茶】夕方は血糖スパイク防止、朝方は体内時計を安定させる

公開日: 更新日:

 テアニンはリラックス効果を持つアミノ酸で、神経を鎮静させる作用があるため、夕方や夜の摂取が推奨されています。一方で、カフェインは朝食後の9~11時ごろや昼食後に摂取すると覚醒作用が効果的に働きやすいですが、16時以降の摂取は睡眠の質を低下させる可能性があるため控えた方がよいでしょう。

 では、結局抹茶を取るなら「朝がいい? それとも夜?」と迷ってしまいますよね。この場合、目的に応じた摂取タイミングを考えるのがポイントです。

 朝はEGCGによる抗酸化作用や体内時計の調整、日中はカフェインの覚醒効果を期待し、夕方はテアニンのリラックス効果を生かすのが理想的でしょう。また、カフェインの影響が気になる場合は、カフェイン量が約3分の1の緑茶を選ぶのもおすすめです。

【連載】時間栄養学的「気になる食品」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  2. 2

    【スクープ!】元横綱白鵬が相撲協会に「退職届」を突きつけていた! あまりの自己チューぶりに「洗脳説」まで浮上

  3. 3

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  4. 4

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  5. 5

    白鵬が失った「推定5億円」…“干殺し”で損失はまだまだ増える

  1. 6

    松山千春だけじゃない“黒い交際”が切れない芸能人たち…組長の誕生日会やゴルフコンペに堂々参加の過去

  2. 7

    農水省は「品質管理徹底」と言うが…新たに放出の備蓄米「古古米」「古古古米」はおいしいのか?

  3. 8

    元横綱・白鵬の凄まじい嫌われっぷり…理事長どころか理事すら絶望的の自業自得

  4. 9

    ドジャース大谷の3年連続本塁打王に超強力ライバル…ベテラン2人が「新規大型契約」狙い目の色変える

  5. 10

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」