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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【抹茶】夕方は血糖スパイク防止、朝方は体内時計を安定させる

公開日: 更新日:

 テアニンはリラックス効果を持つアミノ酸で、神経を鎮静させる作用があるため、夕方や夜の摂取が推奨されています。一方で、カフェインは朝食後の9~11時ごろや昼食後に摂取すると覚醒作用が効果的に働きやすいですが、16時以降の摂取は睡眠の質を低下させる可能性があるため控えた方がよいでしょう。

 では、結局抹茶を取るなら「朝がいい? それとも夜?」と迷ってしまいますよね。この場合、目的に応じた摂取タイミングを考えるのがポイントです。

 朝はEGCGによる抗酸化作用や体内時計の調整、日中はカフェインの覚醒効果を期待し、夕方はテアニンのリラックス効果を生かすのが理想的でしょう。また、カフェインの影響が気になる場合は、カフェイン量が約3分の1の緑茶を選ぶのもおすすめです。

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