著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

病気に備える…もっとも頼りになる情報源は「同じ病気」の先輩

公開日: 更新日:

 その点、親戚や知り合いに看護師さんがいたら「どこの病院がいいか」など客観的で信頼のできる情報が得られるでしょう。

 それと皆さんは、これまでいろいろな病気についていろいろな機会で学習する機会があったはずです。そういった「自分とは関係ないや!」と思いながら得た情報は勘違いや伝えた人の偏見でゆがめられています。それはかつて「他人事」であって「自分ごと」ではなかったからです。

 そう考えると同じ病気の先輩が頼りになります。私の場合、発作性の心房細動でカテーテル治療を受けたことがあります。患者さんに対しては「医者」としてではなく、同じ病気の先輩として、もっとも頼りになる情報源になっていると思います。そう思って、これまで3年間で100人ほどの後輩を「導いてきた」と思います。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」