光がまぶしくて不快…「光過敏脳」は高濃度遮光サングラスで改善

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 被験者は各自、着用中、外してから30分後、2カ月後にそれぞれの目の快適度を、着用前と比較して回答した。

 その結果は、症状が「良好」「非常に良好」となった割合が、着用中は80.3%、外してから30分後が68.9%、2カ月後が57.4%。

「有意に改善が見られたのが、『朝は症状がほとんどないか全くなく、日中に症状が悪化』の人です。『良好』『非常に良好』が着用中は89.7%、外して30分後は87.2%、2カ月後は71.8%でした」

 HDグラスが光過敏脳に有用かを調べるには、さらなる対照試験が必要だ。

「しかし、脳への光入力を抑制するHDグラスが、特に『朝は症状がほとんどないか全くなく、日中に症状が悪化』という人では有益で、2カ月後の生活の質を向上させることが本研究で実証されました」

 私は光過敏脳ではない--と思っている人も多いだろう。

 しかしパソコン、スマホ、タブレットを日常的に使用している人では、誰でも起こる可能性がある。

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