冬の寒さ対策が健康を守る【住宅】室温は18度以上を意識して窓対策を万全に

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「われわれの体は、気温が低くなると血管を縮めて血流を減らし、熱を体外へ逃がさないようにします。血液が流れにくくなると、それだけ心臓は血液を送り出すために大きな力が必要になり、血圧が上昇して、心臓にかかる負荷も大きくなるのです。また、寒い環境では代謝を活発にして体温を上げるため、体内の緊急事態に対応するホルモンであるアドレナリンが過剰に分泌されます。その作用によって血液が固まりやすくなり、心筋梗塞脳梗塞の原因になります」

 さらに、日頃から寒い環境で生活していると、入浴など暖かい環境に移動したときに血圧の急激な上下動が起こり、血管や心臓に大きな負担がかかって心筋梗塞、大動脈解離、不整脈、脳卒中といった心臓血管疾患につながるヒートショックを起こすリスクがアップする。命を守るためには住居の寒さ対策は欠かせないのだ。

「近年は、マンションも一戸建ても断熱性が高い住居が増えていますが、低断熱で寒い家に住んでいる人は寒さ対策が必要です。経済的に余裕がある場合は、床と天井に断熱材を入れたり、内窓を設置するリフォームを行い、長い時間を過ごす居間や寝室、トラブルを起こしやすいお風呂やトイレなどに暖房機器を設置し、リモコンやスマートフォンを使って遠隔操作で暖めて室温を管理する方法がおすすめです。これなら急激な温度変化を感じることもなくヒートショック対策にもなります」(天野氏)

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