住宅の暖房は公衆衛生インフラ…NYのアパートが常に暖かい理由
ニューヨーク市はこの冬、歴史的な寒波に襲われています。最高気温が氷点下の日が続き。体感気温がマイナス20度という日もあるほどです。強風の中では、骨まで刺さるような寒さを感じることもしばしばです。降った雪は溶けずに残り、ハドソン川は凍結してフェリーの運行に影響が出ています。
ところが外の極寒に反して、室内はとても暖かいのです。マンハッタンはほとんどが集合住宅ですが、セントラルヒーティングが行き渡り、居間もお風呂場も暖かく保たれています。
実はこれは、法律で決まっているからです。
ニューヨーク市内の住宅は、暖房と温水を供給できる状態であることが義務付けられています。特に賃貸の集合住宅の場合、暖房設備と温水は大家が借り手に家賃こみで提供する義務があります。
その温度も決まっていて、10月1日〜5月31日までの暖房シーズンには、日中の外気温が13度以下になった場合、室内は最低でも20度。夜間は外気温に関わらず、17度に保つ必要があります。


















