(1)病院選びの決め手は「がん診療連携拠点病院」かどうか
厚生労働省が発表した2024年のデータによると、日本人の死因第1位は悪性新生物(腫瘍=がん)で約24%でした。一方、国立がん研究センターの統計(2021年)では、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性約63%、女性約51%とのデータが出ています。つまり「日本人の2人に1人はがんになる」わけで、自分や親族ががんになる確率まで計算すると、ほぼ100%に近い数字になってしまいます。
それだけ身近ながんという病気ですが、その可能性を告知されると誰もがショックを受け、この先何をすべきなのか混乱してしまいます。でも立ち止まっているわけにはいきません。詳しい検査や治療のできる病院選びをする必要があるからです。発見してくれたのがかかりつけ医なら病院を紹介してくれることもありますが、決めるのはあくまで本人。自分で決めることが重要です。
ただ、現代は情報が氾濫している分、その質は玉石混交。有名なカリスマ医師のいるA病院、近隣で一番大きなB総合病院、著名人がよく通うことで有名なC大学病院、インターネットの口コミが突出しているD病院……。どこに行くのが一番良いのか悩んでしまいます。何か基準にすべきものがあるのでしょうか。


















