(5)腰椎に圧迫骨折の可能性大…さて、どうする?

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 総合病院の待合室で待つこと約1時間。診察室に呼ばれ中に入ると、整形外科の医師は先日の救急外来の記録を確認すると「痛いところはどこですか」とド直球の質問を投げかけた。おかんが「腰と膝が痛い」と答えると「救急で腰椎と骨盤のレントゲンは撮っていますが、これから膝も撮りましょう」と追加オーダーを入れた。

 膝のレントゲンを撮り終え再び診察室に呼ばれると、医師は「変形性股関節症、変形性膝関節症……。それから、腰椎の一部に圧迫骨折の疑いがありますね。MRIで詳しく調べましょう」。そう言うと、1週間後の予約を提案した。

 1週間も先か……。私の頭の中では「その間、おかんをどうすべきか」が最大の問題になっていた。たとえショートステイの利用ができるとしても、圧迫骨折の疑いが濃厚なら病院で生活していた方がいいかもしれないと考えていた。

 そこで医師に入院できないか相談すると「可能ですが今の状態だとほとんどベッド上の生活になり、ご高齢の方は認知が進む心配が大きいです」と否定的だった。なるほど、確かにいきなり入院生活では環境が変わり過ぎて混乱するかもしれない。おかんは頑固だけど心配性で怖がりの一面も持っていた。

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