(2)這うようにしてトイレに行く母親の姿に唖然

公開日: 更新日:

 転んで体が痛いと連絡してきたおかん。すぐに病院で診てもらった方がいいと判断した私は実家近くに住む兄に連絡し、救急外来に連れて行くよう頼んだ。数時間後「腰周辺のレントゲンを撮ったが骨折はなく、湿布薬だけ処方された」と兄。大事に至らず良かった。けれど、いくつかの言葉が気になった。

「救急の先生は形成外科医だったらしく、詳しくはかかりつけの整形外科に行ってみてはと言われた」

 それじゃまだ安心していられないじゃないか(心の声)。

「おかんにいつ転んだのか聞いたら一昨日の夕方だって。ずっと我慢していたみたいだ」

 なぜすぐに言わない(心の声)。

 話を聞くほど疑問や不満が重なってしまった。これは自分の目で確認しないと安心できそうにない。翌日、実家まで車をとばした。フリーランス稼業の強みでもある。

 玄関を開け声をかけると和室から返事が聞こえた。部屋に入ると掘りごたつに座ってテレビを見ていた。思ったより元気なのかな。そんな安堵感は、おかんがトイレに立つ時に崩れ去った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    戸郷が離脱、則本メッタ打ちで巨人が緊急補強へ…候補に挙がる「オリックス投手」の名前

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 4

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  5. 5

    ベネズエラの剛腕マチャドが今オフ、オリックスとの契約満了で日米争奪戦に発展か

  1. 6

    小池栄子が一番の被害者? 佐藤二朗“ハラスメント騒動”に足引っ張られた「さよならノワール」の評価は上々

  2. 7

    高市首相が衆院集中審議に“出たくない”とブー垂れ…身内の自民国対「もう疲れ果てた…」ヘトヘトのお気の毒

  3. 8

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  4. 9

    白井球審への“侮辱行為”で退場した一部始終「何やおまえ、いい加減にしろよ!おまえも未熟なんだから…」

  5. 10

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も