(5)腰椎に圧迫骨折の可能性大…さて、どうする?

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 結局、病院を出た後すぐにショートステイの担当者に連絡を入れ、翌日からの受け入れを承諾してもらった。おかんはそのやりとりを聞いていたはずだが、何もしゃべらず黙っている。表情は硬い。この反応は決して承諾ではないことは長年息子をやっていると分かる。でも、他に手だてはないわけで、自宅に戻ってから何度もショートステイのことを説明した。

 するとおかんは「その施設なら以前、藤島さんと一緒に行ったことあるよ」と話し出した。藤島さんはご近所に住む仲の良い人で、やはり一戸建てにひとり暮らし中。どうやら自分たちの今後の生活を考えふたりで見学していたようだ。

 そういえば、おかんは常日頃、私や兄に「同居なんかしても気を使うだけだから、あんたたちの世話にはならない」と強気な発言をよくしていた。そうか、だったら今回はケガもしていることだし、ショートステイを利用することに大きな抵抗はないかも。

 希望的観測もあって甘い見通しを立てた私だった。

▽シニアな息子 還暦を過ぎた医療系のライター

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