著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

OECD調査で分かる…日本は経済規模に対する医療費負担が重い

公開日: 更新日:

 2025年11月、OECD(経済協力開発機構)が「Health at a Glance 2025」(図表でみる世界の保健医療)を発表しました。

 それによると、日本の人口1000人あたりの医師数は2.6人(OECD平均3.9人)、看護師数は12.2人(同9.2人)、薬剤師数は2.03人(同0.86人)でした。

 また、日本の平均寿命は84.1歳で、OECD平均を3.0歳上回っています。医療の質も優秀で、急性心筋梗塞後の30日死亡率は4.9%(同6.5%)、脳卒中後は2.1%(同7.7%)と、救命率の高さが際立っています。さらに日本では全人口が基本的な医療サービスでカバーされていて、80%の人々が質の高い医療の利用可能性に満足しています(同64%)。

 しかし、日本の自殺による死亡は人口10万人あたり16人と、OECD平均11人を上回っています。これは、長生きの陰にある「こころの健康」の課題を反映しています。

 また、生活習慣リスクとして「身体活動不足」の割合が高いことも気になります。日本では成人の約半数が十分な運動をしておらず、これは心血管疾患や糖尿病といった慢性疾患リスクを高める要因です。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  5. 5

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  1. 6

    元参院議員・野末陳平さん94歳 大病知らずだったが、2年前に2度の全身麻酔手術を経験

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  4. 9

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  5. 10

    「高齢者=賃貸NG」は思い込みだった? 家主が恐れる“4つの不安”を解消する方法