【メンマ】身体にこもった余分な熱を鎮めて炎症を改善し、おできを撃退
おできが赤く腫れて痛む……。おできは正式には「毛嚢炎」といわれる皮膚感染症のひとつで、毛穴の奥にある毛根を包んでいる毛包に起きる炎症です。皮膚の表面に常在している黄色ブドウ菌や表皮ブドウ菌が、毛穴に侵入して繁殖することで引き起こされます。
かき傷、刺し傷やひげそりで傷ができたときに、摩擦、汗、不衛生な環境といった物理的要素が加わったり、風邪、ストレス、睡眠不足などで免疫力が低下している場合に感染が起こります。
初期は赤く腫れ、症状が進行すると毛穴に膿がたまり、神経を圧迫して痛みを伴います。さらに悪化すると隣接する複数の毛穴にも炎症が見られる「癰(よう)」と呼ばれる状態になり、強い痛み、発熱、倦怠感が現れる場合もあります。
シニアは、皮膚の乾燥とバリア機能の低下や免疫力の低下によって、おできが悪化しやすい傾向にあります。命に関わる問題ではありませんが、痛みがひどくなったり、跡が残るのは気になるもの。外用薬の使用とともに、食養生からも対策を講じましょう。
中医学において、おできの改善は、身体にこもった炎症や熱を鎮めて解毒を促す「清熱解毒」と呼ばれる効能を持つ食材を摂り入れることが大切です。


















