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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【緑茶】「心」の熱を鎮めて口内炎の改善に役立つ

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 急に口の中が腫れて、食べるのも、話すのもつらい……。「口内炎」とは、口腔内の頬、舌、歯肉などにできる粘膜の炎症をいいます。赤くなる程度から、ただれ、潰瘍、水泡ができるなど症状はさまざまですが、いずれも食べ物がしみたり、口を動かしたときに痛みを感じます。

 原因は細菌やウイルスの感染、暴飲暴食、辛い物の食べ過ぎ、栄養の偏り、ストレス、睡眠不足、疲労といった生活習慣による場合もあります。また、歯並びが悪い場合、舌や頬を噛んでついた傷が口内炎になったり、歯に合わない被せ物も原因となります。

 シニアの場合は、入れ歯が原因になるケースも多く見られます。合わない入れ歯、入れ歯の金具の変形によって口の粘膜が傷つき、発症してしまうのです。加齢によって免疫力が低下しているため、症状が悪化しやすい傾向もあります。

 口内炎はそのままにしておいても、おおむね1週間から10日程度で自然に治りますが、痛みや不快感から食事をしっかりとれない、会話が面倒になったりと、日常生活に不便が生じるもの。食養生で改善を図りましょう。

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