寒い冬に心臓を守るには「動悸」を意識する
また、動悸の「程度=強さ」も目安になります。先ほども触れたように、たとえば激しい運動をした直後は、誰しも心臓がバクバクします。運動するとエネルギーをたくさん消費するため、その分、心臓は血流を増やして全身へ酸素を運ぶ必要があり、心拍数と血圧が同時に上昇することで心臓がバクバクするのです。
一方、心臓トラブルが原因になっている動悸は、同時に血圧が上昇することはなく、運動後のように全身の血流が増えて心臓の拍動を感じるといった動悸ではありません。病的な動悸は、まるで心臓だけがドクドクしているような、“心臓を強く自覚する”ドクドクやバクバクが続きます。「心臓の動きだけが急に速くなる」「心臓がピンポイントで強くドクンとする」「心臓がざわざわする」と訴える患者さんが多く、私も初期の心房細動による動悸があったときは、「心臓の位置にあたる背中の部分で何か金魚のようなものがヒクヒクと動いている」と感じました。
時間、頻度、程度を意識して、これまでに経験したことがないような動悸を感じた場合、医療機関を受診するのはもちろんですが、まずは自分で脈拍を測ってみるのもいいでしょう。


















