著者のコラム一覧
南渕明宏昭和医科大教授

心臓血管外科専門医、医学博士。

いずれ外科医は「一人親方」のような働き方に…必要な時だけ高額で呼ばれる

公開日: 更新日:

 昔、実業家の松本晃さんが「そんなマネージメントの仕事、やりたい!」とおっしゃっていました。

 ビリオネアは無理でもミリオネア(年収億超え!)ぐらいにはなれるかもしれません。というのも、あと10年で全国の病院でまともな外科医は死に絶える恐れがあるからです。

 手術を受けたくても病院は、「外科手術はまず、①外科医がいない②設備投資は医療収入に全く反映されないので機器の更新は無理③医療行為をやっても保険点数が低くて消耗品や人件費などの経費も賄えず大赤字④患者さんに何かあったら訴えられる──以上の4つの理由で、うちは外科手術をやめます!」となる可能性はゼロではありません。

 医者の会合で発せられた、厚生労働省のとある奸僚さまのご見解は「現状、外科手術に対する診療保険点数、つまり病院の収入は1円も上げられません!」といった医療現場に対する「玉砕命令」に等しいご意見でした。

 ある時点で、相当にお金がある人だけがまともな医療に「ありつける」世の中になるのではないかと危惧されます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エゴイストのような「人間性」がアウト? ドジャース佐々木朗希にトレード説がくすぶり続ける根拠

  2. 2

    小室圭さん家族3人ショットを「ニューヨーク・ポスト」が報道 1億円以上の新居から居住先、子供の性別まで赤裸々に…

  3. 3

    和久田麻由子アナがフジとTBSではなく日テレを選んだワケ 今週からついに新報道番組に登場

  4. 4

    萩本欽一(5)「親父はカメラ屋、母親はご飯も炊けない四国のお姫さまだった」

  5. 5

    阪神・立石正広は“走り方”にさえ問題あり 3度目の故障を招いた根本原因を専門家が指摘

  1. 6

    小室圭さん&眞子さんの「第1子の性別」を特定 NYポスト紙報道の波紋と今後憂慮すべきこと

  2. 7

    元EXILE黒木啓司「脱税セレブ・宮崎麗果と離婚へ」報道に納得の声

  3. 8

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  4. 9

    元EXILE黒木啓司がLDHを離れたワケ…妻のド派手すぎるセレブ生活が遠因か

  5. 10

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声