【ココナツオイル】エネルギーに変わりやすく、朝・昼に取りたい
ココナツオイルは、ココヤシの果肉から作られる油で、東南アジアや南太平洋の島々、インド、スリランカなどの熱帯地域において、古くから食用や生活用として利用されてきました。
これらの地域では、ココナツは重要なエネルギー源であり、油としてだけでなく、料理や飲料、薬用、宗教的儀礼など、暮らしのさまざまな場面で用いられてきました。
高温多湿な環境でも比較的保存性が高く、調理に使いやすい点も、長く親しまれてきた理由のひとつと考えられます。
近年、ココナツオイルが健康分野で注目を集めた背景には、その脂肪酸の特徴があります。ココナツオイルには、ラウリン酸を中心とした脂肪酸が多く含まれており、これらは中鎖脂肪酸に分類されることがあります。
中鎖脂肪酸は、一般的な植物油や動物性脂肪と比べ、体内で比較的速やかにエネルギーとして利用されやすい性質を持つとされているのです。
ただし、ココナツオイルに多く含まれるラウリン酸は、研究で用いられるMCTオイル(中鎖脂肪酸を主成分とする油)とは体内での代謝のされ方が異なると考えられています。そのため、中鎖脂肪酸に関する研究結果を、そのままココナツオイルに当てはめることは慎重に考える必要があります。


















