著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【ココナツオイル】エネルギーに変わりやすく、朝・昼に取りたい

公開日: 更新日:

 ココナツオイルは、ココヤシの果肉から作られる油で、東南アジアや南太平洋の島々、インド、スリランカなどの熱帯地域において、古くから食用や生活用として利用されてきました。

 これらの地域では、ココナツは重要なエネルギー源であり、油としてだけでなく、料理や飲料、薬用、宗教的儀礼など、暮らしのさまざまな場面で用いられてきました。

 高温多湿な環境でも比較的保存性が高く、調理に使いやすい点も、長く親しまれてきた理由のひとつと考えられます。

 近年、ココナツオイルが健康分野で注目を集めた背景には、その脂肪酸の特徴があります。ココナツオイルには、ラウリン酸を中心とした脂肪酸が多く含まれており、これらは中鎖脂肪酸に分類されることがあります。

 中鎖脂肪酸は、一般的な植物油や動物性脂肪と比べ、体内で比較的速やかにエネルギーとして利用されやすい性質を持つとされているのです。

 ただし、ココナツオイルに多く含まれるラウリン酸は、研究で用いられるMCTオイル(中鎖脂肪酸を主成分とする油)とは体内での代謝のされ方が異なると考えられています。そのため、中鎖脂肪酸に関する研究結果を、そのままココナツオイルに当てはめることは慎重に考える必要があります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網