高座で急にろれつが回らなくなって…三遊亭白鳥さんジストニアとの苦闘を振り返る

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糖尿病歴20年…食事と運動で節制

 病気といえば、私は糖尿病歴20年です。糖尿病の家系ではないので、自覚はなかったんですけど、あまりに大汗が出て、喉が渇き、胸やけもひどいので調べてもらったら立派な糖尿病でした。これ以上進んだらインスリン注射になると言われ、食事と運動療法を勧められました。注射が死ぬほど嫌いなこともあり、食事と運動で何とかしようと一念発起しました。

 食事は豆腐とキャベツの千切りで済ませ、毎日2時間歩いたら、悪かった数値が急激に改善しました。でも、医師に「大したもんだ」と褒められて、ついラーメンを食べてしまい、また逆戻り。大なり小なりその繰り返しが続いています。

 糖質はNGですが、ギリギリまで糖質制限すると体が欲するんですね。気づくとコンビニでプリン買ってるんです(笑)。息子いわく、夜中に無意識に卵かけごはんを食べてたりもするみたい。

 でも最近、トマトとキャベツとキノコを使ったスープを作って食べ始めたら数値が下がってきたので、「発明なのでは?」と自画自賛しています。何を食べたら数値が上がるのか、下がるのかを実験しながら楽しんでいる感じですね。一生付き合う病気なのでそのくらいの気持ちでいますよ。

 日課は1時間半の歩行です。稽古しながら体力もついて、糖尿病予防にもなるので続けています。

 もうひとつ言えば、左目は緑内障で4年前に手術して、右目は白内障で去年手術しました。何事もひどくなる前に医者に診てもらうっていうのが大切だと思います。 

(聞き手=松永詠美子)

▽三遊亭白鳥(さんゆうてい・はくちょう) 1963年生まれ、新潟県出身。大学卒業後、三遊亭円丈に入門。三遊亭にいがたの芸名をもらう。90年に二つ目、2001年には真打ちに昇進し、三遊亭白鳥となる。特に創作落語で注目され、新潟の民話落語、ホラー落語など「白鳥落語」と呼ばれる独自の落語を目指している。全国の小・中学校で落語教育を実施するほか、「お笑い健康体操」の普及、各種講演活動も行っている。

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