(4)スマホは脳の特定領域だけを過剰に刺激する
「低学年からスマホを持つ理由の一つに、スマホのGPS機能の利用があります。子どもの安全のためにスマホを持たせる親が増えているのです」
低年齢化が進むことでスマホ依存はさらに増加し、深刻化すると酒井院長は懸念します。
「あるインタビューで東大生が『受験時はスマホとの闘いだった』と答えていましたが、今の若者はスマホ操作の合間に他のことをするほど、スマホに支配されています。常に手に取りやすい点が依存に拍車をかけます」
スマホ依存はゲーム依存・障害やネット依存と同様、脳内のドーパミンが過剰に放出されている状態です。脳の特定の領域だけが過剰に刺激されるため、年齢が低いほど脳の正常な発達を抑える恐れがあるそうです。その他、スマホ斜視や近視、睡眠障害など成長期の子どもの健康にも悪影響を与えます。
「台湾のデジタル担当相だったオードリー・タンは自分ではスマホを使わないそうですし、米国のスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも子どものスマホを制限していました。ITの専門家ほど危険性を熟知しているのです」


















