(4)スマホは脳の特定領域だけを過剰に刺激する

公開日: 更新日:

「低学年からスマホを持つ理由の一つに、スマホのGPS機能の利用があります。子どもの安全のためにスマホを持たせる親が増えているのです」

 低年齢化が進むことでスマホ依存はさらに増加し、深刻化すると酒井院長は懸念します。

「あるインタビュー東大生が『受験時はスマホとの闘いだった』と答えていましたが、今の若者はスマホ操作の合間に他のことをするほど、スマホに支配されています。常に手に取りやすい点が依存に拍車をかけます」

 スマホ依存はゲーム依存・障害やネット依存と同様、脳内のドーパミンが過剰に放出されている状態です。脳の特定の領域だけが過剰に刺激されるため、年齢が低いほど脳の正常な発達を抑える恐れがあるそうです。その他、スマホ斜視や近視、睡眠障害など成長期の子どもの健康にも悪影響を与えます。

台湾のデジタル担当相だったオードリー・タンは自分ではスマホを使わないそうですし、米国のスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツも子どものスマホを制限していました。ITの専門家ほど危険性を熟知しているのです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  2. 2

    りくりゅう“婚約発表”が批判されたのはなぜ? 祝福ムードから一転…交際を「言う/言わない」の境界線

  3. 3

    永瀬廉のファンミに不満の声…King & Prince分裂後の"集金アイドル"活動とちらつく結婚

  4. 4

    金利上昇がもたらす「投資から貯蓄」への流れに政府は真っ青

  5. 5

    阪神・佐藤輝明のドジャース入りに暗雲か? 大谷翔平が思わぬ“遠因”になる可能性

  1. 6

    「橋上代行昇格は絶対ない」 巨人来季監督に浮上する松井秀喜氏、高橋由伸氏に次ぐ「第3の男」

  2. 7

    日本ハム新庄監督「来季続投の6年目突入」に現実味…V逸決定的になる中で注目されるその去就

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    福山雅治「不適切会合」問題ほぼノーダメージでTVジャックのウラ…中居正広氏らとは「次元が違う下ネタ」とは

  5. 10

    内閣広報室の予算要求が前年度比10倍超の72億円に爆増! 高市首相“ヨイショ体制”強化にネット大荒れ