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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

食道がんでは世界初…ウイルス製剤は標準治療がダメでも大きな効果

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 デリタクトの対象は、脳腫瘍のうち悪性神経膠腫で、従来の治療では1年生存率が約14%と予後が悪いタイプです。対象は放射線や抗がん剤を受けても腫瘍が残っている人でしたが、治験では治療後1年の生存率が84%、全生存期間の中央値が20カ月、最長では5年を超えて延命していますから高い治療効果といえるでしょう。

 いずれのウイルス製剤も、ほかのがんへの適応拡大に向けて研究が進んでいます。

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