2026年の熱中症対策 押さえておきたい3つのキーワード「朝食」「アイスラリー」「プレクーリング」

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 その上で覚えておきたい熱中症対策のキーワードとして、谷口センター長が次の3つを挙げる。

【朝食】

「夏の朝食は、より良く発汗し、体内に熱がこもらないようにするために非常に重要です」

 体内に水分が十分にないと、汗もうまくかけない。朝は、寝ている間の汗と皮膚や呼吸からの水分の蒸発で体内がカラカラの状態になっており、起床時の水分補給と朝食で水分を補う形になる。さらに朝食を取ることで、睡眠中の「副交感神経」から活動時の「交感神経」への切り替えが促され、高気温に速やかに反応して、汗をかき体温を下げる働きが行われる。

「特に、炎天下での活動を予定している人、体内の水分がもともと少ない高齢者、体温調節機能や発汗機能が未熟な子どもは、朝食をしっかり取ってから活動するようにしてください」

 大正製薬が暑熱環境で働く20~60代の263人を対象に行った調査では、約半数が「朝食を欠食する日がある」と回答し、このうち3割強が医療機関で熱中症と診断、または熱中症と思われる症状を経験したことがあると回答した。その数は、毎日必ず朝食を取る人の約1.6倍だったという。

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