「脳梗塞」夏の備えと治療最前線…サインを見逃さないための合言葉「FAST」とは?

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 高血圧の人は起床時の血圧を測定することも大事だ。熱帯夜の寝苦しさで本来、血圧が下がる夜間も高いままの状態が続いている可能性がある。

「そのままでは脳や心臓に負荷をかけるので、薬の飲み方を調整する必要があります。朝の家庭血圧が高い状態(135/85㎜Hg以上)が複数日続く場合は必ず医師に相談をしてください」

 もし、いつもと違う症状があったら──。それは脳梗塞のサインかもしれない。覚えておきたいのが、脳梗塞などの代表的な初期症状を覚えやすくした「FAST(ファスト/F=顔、A=腕、S=言葉、T=時間)」。「顔の片側が下がる・うまく笑えない・ゆがみがある」「片方の腕に力が入らない・両腕を上げても片方だけ下がる」「言葉が出てこない・ろれつが回らない・言われたことをうまく話せない」のどれか1つでも現れたら、様子見などせずに救急要請をし、可能であれば発症時刻を確認して救急隊員や医療者へ伝える。

■血栓を薬で溶かす…世界では新薬が主流

 予防だけでなく、いざ起きてしまった時の「治療の進化」にも注目したい。実は今、脳梗塞治療に使われる薬が世界的に変わろうとしているのだ。

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