「消毒薬」は適切な部位に適切な成分と量を使うことが重要
また、アルコールとクロルヘキシジンが混ざった消毒薬もあり、これはアルコールの即効性とクロルヘキシジンの持続性の両方を期待できます。ただし、血液や汚れ、せっけん成分が残っていると効き目が弱まるため、先にそれらを洗い落としてから使うことが大切です。
すべての消毒薬には、それぞれ得意・不得意な部位、場所があり、消毒の目的とする細菌やウイルスも総合的に考慮して、適切なものを選択する必要があります。高齢者は皮脂が少なくなっているので皮膚が乾燥しやすく、消毒薬で手荒れやかぶれが起こることがあります。赤み、かゆみ、じんましんなどの異変を認めた場合はすぐに使用をやめ、医師または薬剤師に相談するようにしましょう。
誰もが細菌やウイルスに感染するリスクがあります。特に高齢者では、そうした感染症は重篤化するケースもあります。一度感染を起こしてしまうと、抗菌薬や抗ウイルス薬といったクスリが必要になるので、医療費も余分にかかってしまいます。ですから、予防は極めて重要で、消毒はその根幹を担うものです。適切な部位に適切な成分、量の消毒薬を使うことで、徹底的に感染を予防して元気に過ごしていきましょう。
ただ、最初にお伝えしたように、感染予防の基本はあくまで「手洗い」であるということは絶対に忘れないでください。



















