梅毒「地方だけ増加」のナゾ…20代女性のライフスタイルに変化?
「男女平等」が叫ばれ、若い世代に割り勘文化が広がる一方、男女の賃金格差は残っている。こうした経済的な違いが、若い女性の交際や性的関係の形成に何らかの影響を与えているのではないか。
しかし、賃金格差が大きい県ほど梅毒が増えているわけではない。2026年第35週までの人口10万人当たりの累積報告数は、宮城6.91人、滋賀4.45人、山形3.63人、富山3.25人。賃金格差の大きさとは一致しない。
そこで、若年女性を取り巻く生活環境の違いに目を向けた。大学や大学院への進学は県内外への移動を伴うことも多く、新たな同世代との人間関係を築く機会にもなる。4県の大学・大学院在学者の割合を調べた。
2020年国勢調査では、女性の20~24歳、25~29歳の大学・大学院在学者割合は、▽宮城26.9%、1.5%、▽山形21.8%、0.7%、▽富山19.4%、1.0%、▽滋賀31.0%、0.8%。東京は34.4%、1.5%であり、宮城ではすでに20代後半の在学率は東京に並んでいる。


















