“スーツのカリスマ”宮崎俊一さんが語る「バイヤーの仕事」

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 1965(昭和40)年から年に2回行われている松屋銀座の紳士服セール「『銀座の男』市」。百貨店仕立ての高品質スーツが格安で買えるとあって、毎回男性客でごった返す人気企画だ。この約2週間のセールで“4億円を売り上げる男”として有名なのが紳士服バイヤーの宮崎俊一さん(48)。売り上げのみならず、経験、知識ともに同社紳士服バイヤーのナンバーワンである。

 1965年、北海道生まれ。小学生の頃から「自分の服は、お金をもらって自分で買っていた」という洒落者だった。東京の大学に進学し2年生の時には「紳士服のスーツを自分で仕入れて売りたい」と心に決め、1989年に新卒で松屋銀座に入社した。

「ところが配属されたのは食品売り場。酒も飲めないのに洋酒コーナーを任されました。2年目は紅茶売り場。紳士服がやりたくて入社したのに……。何やってるんだ俺は、と思いましたね」

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