「とんがりコーン」ターゲットは小学生をもつ母親世代

公開日: 更新日:

 三角錐の形でおなじみのロングセラー。カリッと軽くて香ばしいコーンスナック、「とんがりコーン」(ハウス食品)が好調だ。定番の「あっさり塩」「焼とうもろこし」を主力に、2014年度はシリーズ計数量(箱換算)で5000万箱以上を売り上げた。今年7月からは新たな仕様で発売。9月には新バラエティー「パンプキンバター味」が登場する(7日発売)。

 原型はアメリカのスナック菓子。「とんがりコーン」は1978年、米国ゼネラルミルズ社との技術提携によって誕生した。

「ゼネラルミルズ社の商品(ビューグルス)は世界で展開されていたが、とんがりコーンは技術提携なので、基本的な製法や三角錐の形状は同じでも、配合や食感はハウス独自のもの。パッケージも独自性を出すため、持ちやすい六角形の箱を採用した」(事業戦略本部の磯部雅彦氏)


 とにかく個性的。まさにとんがり帽子のような形状は、つい重ねたり指にはめて食べたくなる。そう、とんがりコーンは「香ばしいコーンのおいしさ」と「遊び心」を訴求するブランドであり、ヒットの要因もそこにある。79年から続くテレビCMは一貫して、まるごとコーンのおいしさと、容量たっぷりだからみんなで楽しく食べられることを伝える内容。カリッと食べる効果音も必ず入っている。フレーバー展開は82年にスタートし、80年代後半以降は定番2品にバラエティー(年4~5回投入)を加えた全3品体制に。バラエティーはチーズやバター、マヨネーズ系など子どもウケする味が多い。これも戦略だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ゴタゴタ続き…阪神低迷の“A級戦犯”フロントが抱える問題

  2. 2

    阪神には行きたくない 糸井2世も敬遠する球団の構造的欠陥

  3. 3

    埼玉大・高端准教授が警鐘「自助、共助」を強調する危うさ

  4. 4

    菅内閣“ご祝儀報道”の裏で着々…真の肝入りは法務と警察

  5. 5

    菅新内閣の不真面目3閣僚 デジタル担当相はワニ動画で物議

  6. 6

    優香に女優復帰待望論 衰えぬ美貌で深キョンもタジタジ?

  7. 7

    芦名星さん、三浦春馬さん…俳優を追い込む韓国との類似点

  8. 8

    ドラ1候補・明石商中森の母が明かす プロ志望表明の舞台裏

  9. 9

    阪神ファン大胆提言「矢野監督解任、岡田彰布氏で再建を」

  10. 10

    松田聖子40周年で根性のフル回転…唯我独尊貫くエピソード

もっと見る