藤田崇義
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藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

開通したばかりの国際列車 1860キロを2晩走り運賃4600円

公開日: 更新日:

イラン~ナヒチェバン国際列車編

寒波のマシュハド駅(上)は人でごった返し。ノアの方舟が流れ着いたとされるアララト山脈(右下)/(提供写真)

「ええと、掃除の方ですか?」

「いえ、ビザについて伺いたくて来たんですが……」

 これは東京のアゼルバイジャン大使館での一幕。駐日公館の玄関先でアルバイトと間違われたのは初めてである。

 同国の飛び地ナヒチェバンとイランを結ぶ国際列車が走り出したとの報を聞いたの…

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