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田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

三浦九段と神谷八段の明暗分けた 大事な一戦での見過ごし

 3月2日のA級順位戦の最終11回戦では、何と6人の棋士が6勝4敗の同成績で並ぶ結果となった。そして、史上最多の6者プレーオフの勝負で、羽生善治竜王(47)が勝ち上がって名人戦の挑戦権を得た。

 そうした大混戦の引き金となったのが、10回戦の三浦弘行九段(44=写真上)と豊島将之八段(27)の対局だった。

 第1図の終盤の局面で、豊島は先手2四桂と金取りに打って詰めろ(次に詰む手)をかけた。しかし、先手3三桂と王手すれば、後手3一玉(後手3三同金は先手5二竜以下詰み)先手5一竜後手2二玉先手2一竜後手3三玉先手3四銀後手同銀先手同歩後手4四玉先手5五銀後手5三玉先手5一竜後手6三玉先手5四銀後手7三玉先手5三竜以下、計27手の詰み手順が生じていた。

 長手順で変化は広いが、それほど難しくはない。ただ1手60秒の秒読みだった豊島は、詰みを読み切れなかった。また、自玉は詰まないと思っていた。

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