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田丸昇
著者のコラム一覧
田丸昇

1950年5月5日、長野県東御市生まれ。元日本将棋連盟理事。中学生で奨励会入りし、佐瀬勇次名誉九段の門下生となる。長髪から「ライオン丸」というニックネームで知られた。16年10月に現役引退。近著に「名棋士の対局に学ぶ 詰め&必死」(創元社)がある。

里見香奈さん初の女性棋士ならず 出雲のイナズマでも壁高く

 棋士になるには、奨励会(棋士養成機関)に入会して四段に昇段するのが条件。これまでに「女性棋士」は誕生していないが、「歌舞伎」のように女子禁制ではない。10人以上の女性が奨励会で修業してきた。

 44年前に設立された「女流棋士」の制度は、女性だけなので“宝塚”に当たる。棋士の機構とは別に存在している。

 このように、将棋界で女性棋士と女流棋士では、1字違いだが身分はまったく異なる。

 ドラマや漫画では、女性が四段に昇段して棋士になる筋書きはよくある。現実は前述のとおりだが、四段昇段まであと一歩と迫っていたのが里見香奈女流五冠(26)だった。

 里見は12歳で女流棋士の資格を得た。その後、「出雲のイナズマ」と呼ばれる鋭い攻めを武器に頭角を現し、タイトルを獲得して活躍した。

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