顧客絞り込み奏功 カルビー「じゃがビー」 のブレない姿勢

公開日: 更新日:

 個性派のポテトスナックといえば、カルビーの「Jagabee(じゃがビー)」だ。2006年に発売以来、若い女性を中心に支持を集めてヒット商品に成長。「うすしお味」「バターしょうゆ味」などの定番はもとより、限定味や派生商品も好評で、年間約90億円を売り上げている。

 皮付きじゃがいもを丸ごとスティック状にカットして揚げたスナック菓子。ヒントにしたのはファストフードなどで人気のフライドポテトだ。

「じゃがいも本来のおいしさを味わうことができ、スティック形で食べやすい。何よりこだわったのは食感で、カリッとしながら、サクッ! ホクッ! も楽しめる。スナックとしては画期的。今もその優位性は変わらない」(Jagabee課課長の楠謙一郎氏)

 素材の見た目、味を生かした商品ゆえ、製法は至ってシンプルだが手間はかかる。小片を取り除くだけでも大変だ。フライの工程も気が抜けない。焦げもなく、納得の食感を実現するまでは、カルビーの技術をもってしても相当な時間を要したという。現にこの設計はじゃがビー以前にもいくつかのブランドで展開。改良を重ね、ようやく手応えを得たのが、北海道土産として人気の「じゃがポックル」(03年発売)で、じゃがビーはこれを参考に、全国展開ブランドとして誕生した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    吉本批判でも24時間ランナー 近藤春菜にあがる“怨嗟の声”

  2. 2

    相場低迷でウマ味 三菱UFJの配当金は普通預金利息の5000倍

  3. 3

    甲子園ドラフト候補「行きたい球団」「行きたくない球団」

  4. 4

    韓国が切り札で反撃 安倍首相の嘘が招いた“東京五輪潰し”

  5. 5

    ロンブー淳が明かす「山本太郎に口説かれたこともある」

  6. 6

    令和元年も渦巻く欲望…夏の甲子園“ネット裏怪情報”

  7. 7

    元ワンギャル須之内美帆子さんがマレーシアに移住したワケ

  8. 8

    文春砲で改名を余儀なくされた元・羽生ゆずれないさんは今

  9. 9

    加藤浩次「スッキリ」3月に自主降板か MC後任に山里亮太説

  10. 10

    タレント松尾伴内さんの念願はNY生活 28歳の頃からの憧れ

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る