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中国は顔認証システム大国 “天の目”と呼ばれる監視カメラ

 欧米ではテロや犯罪防止の目的で監視カメラの導入が着々と進んでいる。わが国でも新宿や秋葉原など、繁華街を中心に設置数が増加中(約500万台)だが、設置台数そのものでいえば、中国がダントツだろう。

 その数、1億7000万台――。今年2月、NHKのニュースがそう伝えたのを聞いて驚いたサラリーマンは多い。しかも、「今後3年間でさらに4億台設置する予定」で、大半が顔認証システムのカメラだとか。中国こそ、世界一の“監視カメラ大国”だったのだ。

 毎月のように中国入りして取材を続ける中国人ジャーナリスト、周来友氏が言う。

「中国では空港や駅に監視カメラが何百台も設置されているのは当たり前。政府は役所や繁華街、誘拐や無差別殺人防止のために学校での設置も増やしています。犯罪防止、治安維持が大きな目的で、監視社会化は4~5年前から急速に進んでいます。中国の大都市は人口により、1000万人以上の北京や上海、深センなどを“第一線都市”、同じく800万人クラスの瀋陽やハルビンなどの一部の省都クラスを“第二線都市”と呼んでいます。すでに、ココまでは監視体制がほぼ出来上がっている。いま、人口500万人以下の第三線都市での普及が急ピッチで進んでいるところですよ」

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