マンホール吹き出たら避難…都市が溺れる“内水氾濫”の恐怖

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 マンホールから水が勢いよくあふれる。近くに川などない。

「父さん、早く逃げて」

「川の堤防も決壊していないのに何で逃げるんじゃ?」

 これが都市型水害といわれる「内水氾濫」の怖さだ。先日の西日本豪雨でも広島市や福岡・久留米市の一部で確認された。

 大河川の氾濫によって起こる洪水を「外水氾濫」と呼ぶのに対し、局地的豪雨(ゲリラ豪雨)による増水で排水が間に合わず、特定のスポットが水浸しになることを「内水氾濫」と言う。東京都は大雨の種類によって8種類の洪水ハザードマップを作成しているが、最近、にわかに注目を集めているのが、この内水氾濫なのだ。

「ゲリラ豪雨によって中小河川で堤防の開閉などが間に合わず、また排水路や下水道などが一定の水位を超えると地上から水が噴出します。1時間雨量が50ミリを超えると排水ポンプでは追いつかなくなるのです」

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