奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

食べても無意味? 水煮野菜には抗酸化物質が残っていない

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 なぜ活性酸素が問題かというと、もちろん老化や動脈硬化の原因などが指摘されているが、最も大きな問題はがん化の原因になることである。

 活性酸素が細胞内の遺伝子に触れると、遺伝子が傷つけられる。もちろん、修復遺伝子などが働いて元に戻そうとするのだが、生体内で大量の活性酸素が発生すると修復が間に合わなくなる。そうすると、一部の細胞はがん細胞に変わってしまう。

 一例を挙げると、日差しの強い浜辺にいたら強い紫外線によって肌が焼ける。この時、紫外線が体の水分に当たって活性酸素が生まれる。もちろん体の中にはこれを消去する酵素もあるし、遺伝子が傷ついたら修復する遺伝子もあるが、あまりにも多いと、活性酸素で傷ついた細胞は皮膚がんに変わっていく。

 実は、この活性酸素を消してくれるのが、抗酸化成分なのだ。ところが、販売されている「水煮野菜」は、加工処理の段階で貴重な抗酸化成分が捨てられているのだ。 

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