勘違い? 南から北へ進むはずの桜前線に“異変あり”のワケ

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「それが、強風や塩風で木全体が落葉し、暖かい日が続いたことで芽が“勘違い”して動き出してしまい、一部の花が咲いてしまったのです。今後も気象による“条件”が揃えば、秋口に桜が咲くことはありえます」(西山正大氏)

 桜の開花時期も狂い始めている。名古屋では3月22日に開花したが、鹿児島は25日だった。

「通常、桜は南から北にかけて咲くものです。開花には冬の寒さと春の暖かさのギャップが必要。ところが鹿児島は近年、冬の気温が高く、低温期が少なくなっているため、開花時期が遅れ気味です。今年は早かったですが、東京も都心はヒートアイランド現象で、低温期が少なければ開花時期に影響します」(西山正大氏)

 ソメイヨシノは老木になればなるほど“勘違い”が多くなり、若木より早く咲いてしまう。東京の開花が早いのも、これがひとつの原因だろう。

 桜はこれから一年中咲く花になるかもしれない。

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