田中淳夫
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田中淳夫森林ジャーナリスト

1959年生まれ。静岡大探検部を卒業後、出版社、夕刊紙を経て森林ジャーナリストに。「森は怪しいワンダーランド」(新泉社)、「鹿と日本人 野生との共生1000年の知恵」(築地書館)など著書多数。

天然林だけじゃない 人工林ならではの「美」を見つけよう

公開日: 更新日:

 散策に向いた森といえば、一般にイメージするのは天然林だろう。だいたい広葉樹が主体の森である。

 だが、日本の森林の約4割は人工林。スギやヒノキ、それにカラマツ、マツが大部分を占める。北海道ならエゾマツ、トドマツが加わる。これらの森は人が植えて造成したと同時に、同種の針葉樹ばかりが生えた森だ。訪れた山の森が人工林であるケースも少なくないはず。そこで人工林の見方を紹介しよう。

“人工林なんて歩いても面白くない”と思うかもしれないが、意外な調査結果がある。

 アンケートで森林の種類を示して好きな森を選ばせると「天然林」と答える人が多かった。ところが、写真を見せて好きな森を選ばせると「人工林」を指す人が増えたのである。つまりイメージの森と、写真の森にズレがあるのだ。

 私もよく似た経験をした。ある団体のピクニックで私が先導する役を与えられたのだが、人工林内を抜けるルートを取った。そのスギ林は多少暗くて手入れ不足のように感じた。

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